研究テーマ・研究目標

校内研究

 

研究テーマ

児童生徒一人一人への理解を深め自立を支援する指導のあり方
~自立活動と教科指導の両面から自己肯定感を育む指導・支援~

 

テーマ設定の理由について

 昨年度、新たにスタートする校内研究のテーマを設定するにあたり、上記のテーマで2カ年計画の研究に取り組みたいと考えた。旭分校は教職員数11名、そのうち教諭9名という小規模な学校であり、1年間という期間で研究し検証できる内容や成果には限りがある。そこで2年計画のテーマを設定して取り組むことで、研究の事例も増え、内容の深まりにも期待が持てるのではないかと考えた。今年度は2年目となり、昨年度の実践を踏まえつつ、さらに内容を深めていきたいと考えている。

さて、児童生徒に適切な指導・支援をするための出発点は、実態を的確に把握するところから始まる。昨年度は、児童生徒の背景も含めた全体像を整理するために「実態シート」を作成し、特総研病弱班の先行研究に学びながら、「アセスメントシート」と「連続性のある多相的多階層支援Co-MaMe」を活用して児童生徒一人一人の自立活動の課題を考えた。児童生徒個々の課題が浮かび上がり、事例の整理をするには有効であったが、一方で、事例検討をする上で討議の深めていくことが難しいという課題も出された。

今年度も、児童生徒の全体像を教員間で共有し、意見交換や課題の検討を行いながら、教員間での共通理解を深めていきたい。その際に「連続性のある多相的多階層支援Co-MaMe」を活用し、多角的な視点から児童生徒を見ることができるようにしていく。昨年度に加え、指導の経過や教員の関わりを整理し、実践の様子を共通確認できるようにする。学校生活の様子を話し合う中で、日頃、課題に感じることや気になる行動等を出し合いながら実態把握を深めていきたい。また、昨年度同様、討議の柱を立て、提案者が話題にしたい内容を焦点化して今後の支援について検討していきたい。教員同士が同じ方向に向かいながら、個々の個性を活かした関わり方や役割を果たしていくことが、チームでの児童生徒の支援につながるのではないかと考えている。

また、令和3年度山梨県学校教育指導重点の中では「確かな学力の育成」と「豊かな心の育成」が大きな柱として掲げられている。自己肯定感や自己有用感を育む上で、教科学習における達成感や自信を持たせることと、心の強さやしなやかさ、豊かさを育てることは、車軸の両輪であると言えるだろう。そこで、学習においては、教科学習の苦手さの要因となる自立的課題にも着目して授業力・指導力の向上を目指していきたい。さらにGIGA SCHOOL構想が進み、学校のICT環境が整備されてきている。学習でのより効果的な活用も考えて授業改善に努めていきたい。今年度は、小グループでの授業研究という体制をとり、日々の学習指導に直結できるようにしていきたいと考えている。

児童生徒の実態について、担任を中心に教科担当者、学部職員が共通理解し、チームとして話し合いながら、児童生徒の成長を促し、教師自身の指導力の向上も目指していきたい。

 

研究の目標

(1)自立活動に関する実践事例研究を通して、児童生徒の実態についての把握力や理解力を高め、適時に適切な指導を行うための、指導力の向上を目指す。
(2)自立活動と教科学習の関連を図り、児童生徒が主体的に取り組み、自己肯定感を持てるような授業実践を目指す。

 

 

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